2009年01月20日

システム開発の話

一般的なシステム開発の話をひとつ。
というのも、立場によって使う言葉(専門用語)が異なるからです。
勧誘をうけた人はクーリングオフ・詐欺・マルチといった言葉を使いますし、
勧誘する側はダウン・アップ・タイトル・ユニレベル・ABCといった言葉を使います。
2ちゃんねら、経営者、ウェブ製作者それぞれ使う言葉が違います。
物事はいろいろな角度から見るべきで、今日は投資の話抜きで開発を依頼する側と受ける側という視点で考えてみました。

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日本版セカンドライフを作ろう!。
現実の日本と変わらない世界を仮想空間につくり、日本人好みのアバターをつくろう。
仮想空間内でビジネスやゲームができて、コミュニケーションを取れるようにしよう!
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エクシングワールドを作るためには、このようなビジョンを技術に落とさないといけません。
どんなプラットフォームでどんな言語でやるのか。
どのような方法でやるのかという大まかなものからどういうサーバーでどんな冗長構成をとって・・・などなど細かい部分まで決めていきます。

このボタンを押したらこういうメニューがあって、こっちをクリックしたら移動します、など詳しいことを用件定義書にまとめていきます。用件定義書とは外部発注するための要望書みたいなものです。
それをまとめてスケジュール通り進行管理するための技術者チームが必要になります。
発注をする側、今回の件でいうとIDR社になるのでしょうか。
IDR社から依頼を受けた会社は用件定義書をもとに仕様書というものを作っていきます。

開発の先の先を見越して膨大で詳細な資料をつくる必要があります。
これを適当なものにすると後々問題が起こったときに、依頼側と受注側でどちらの責任かモメるからです。
またスケジュール表も同時に作成します。海外の企業に依頼するのであればそれなりの資料が必要になってきます。
本当はもっといろいろな資料を作成するのですが、わかりやすく書いてみました。


ちなみにGoogleの仮想空間『Lively』は開発の20%の段階でオープンしたそうです。
サービスが終了していなければ、いろいろな機能が実装されていったことでしょう。
多くのオンラインゲームや仮想空間サービスは正式にリリースした後も、ユーザーの要望やバグ取り、イベントの為に開発を続けます。
メタバースのひとつai sp@aceではこのようなスケジュール表があります。
http://aisp.jp/others/schedule.html

以上はあくまでも一般的な話ですが、
何が言いたいかというと、もし、すでに開発が始まっているのであれば、プレゼン用の資料とは別に、開発のためのものすごい量の技術資料が存在するはずなのですが、プレメンバーの方はそれを見たことがあるのでしょうか。『絵に描いた餅』があるのかどうか気になるところです。
信じれば夢が叶う、伝えることが大切、○○さんが言っていたという普段使う言葉ではなく、立場を替えて考える機会を持つことも必要だと思います。



余談ですが、オンラインゲームっていったい製作にいくらかかるんだろうと疑問だったのですが、ゲームそれぞれピンキリがあると思いますが、参考までに、ai sp@ace(中規模)の場合だと出資総額:2億5千万円だそうです。

成功するゲーム企業への十戒
http://www.4gamer.net/games/006/G000612/20070906049/


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